脂質代謝異常症

代謝
2024年の初日の出

リポ蛋白とは、脂質が血液に溶け込みやすいように、とアポ蛋白が結合したもの
脂質低下療法の適応となる人の数は増加している

カイロミクロン chylomicron 密度0.930 g/mL
VLDL very-low-density lipoprotein 0.930-1.006
LDL low-density lipoprotein 1.019-1.063
HDL high-density lipoprotein 1.063-1.210

空腹時血漿でトリグリセリドが200mg/dL未満のとき
LDL = TCHO – (TG/5) – HDL

高TG血症

TG 500mg/dL以上が持続するときは治療の適応

日常生活では
節酒、禁酒
食事の脂肪制限
単純糖質の過剰摂取を避ける
有酸素運動
肥満の解消

薬剤は
フィブラート系(スタチンとの併用でCK上昇の可能性up)
ω3脂肪酸
niacin

高LDL血症

治療は心臓・脳血管梗塞予防に高いエビデンスあり

肥満解消は有効、有酸素運動はエビデンスなし

遺伝性であっても治療には影響しない

スタチン製剤(用量を2倍にする ⇒ 6%下がる)
 HDLの上昇に用量依存性はない
コレステロール吸収阻害薬 ezetimibe(ゼチーア®)
胆汁酸吸着レジン(レジン=樹脂)コレスチミド(コレバイン®)
 胆汁の吸収抑制

脂質異常症の治療

このフローチャートに従ってリスクの分類
ここから下は全て 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022 からの引用です

久山町スコアによる動脈硬化性疾患発症予測モデル

上記フローチャートの点数とリスク予測です

リスク区分別脂質管理目標値

文献

動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022

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