リポ蛋白とは、脂質が血液に溶け込みやすいように、とアポ蛋白が結合したもの
脂質低下療法の適応となる人の数は増加している
カイロミクロン chylomicron 密度0.930 g/mL
VLDL very-low-density lipoprotein 0.930-1.006
LDL low-density lipoprotein 1.019-1.063
HDL high-density lipoprotein 1.063-1.210
空腹時血漿でトリグリセリドが200mg/dL未満のとき
LDL = TCHO – (TG/5) – HDL
高TG血症
TG 500mg/dL以上が持続するときは治療の適応
日常生活では
節酒、禁酒
食事の脂肪制限
単純糖質の過剰摂取を避ける
有酸素運動
肥満の解消
薬剤は
フィブラート系(スタチンとの併用でCK上昇の可能性up)
ω3脂肪酸
niacin
高LDL血症
治療は心臓・脳血管梗塞予防に高いエビデンスあり
肥満解消は有効、有酸素運動はエビデンスなし
遺伝性であっても治療には影響しない
スタチン製剤(用量を2倍にする ⇒ 6%下がる)
HDLの上昇に用量依存性はない
コレステロール吸収阻害薬 ezetimibe(ゼチーア®)
胆汁酸吸着レジン(レジン=樹脂)コレスチミド(コレバイン®)
胆汁の吸収抑制
脂質異常症の治療
このフローチャートに従ってリスクの分類
ここから下は全て 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022 からの引用です
久山町スコアによる動脈硬化性疾患発症予測モデル
上記フローチャートの点数とリスク予測です