原発性自然気胸
長身、痩せ型の若い男性に多い
胸膜から肺辺縁 < 2cm で症状なし ⇒ 外来でフォロー
胸膜から肺辺縁 > 2cm または 症状あり
留置針で穿刺吸引後改善の有(最大 2.5Lまで) 経過観察
留置針で穿刺吸引後改善の無 胸腔ドレナージ
続発性自然気胸
50歳以上で有意な喫煙歴 肺疾患の既往(肺気腫、間質性肺炎)
胸膜から肺辺縁 < 2cm で症状なし ⇒ 入院で経過観察
胸膜から肺辺縁 1-2cm かつ 症状あり
留置針で穿刺吸引後改善の有(最大 2.5Lまで) 経過観察
留置針で穿刺吸引後改善の無 胸腔ドレナージ
胸膜から肺辺縁 > 2cm または 症状あり 胸腔ドレナージ
緊張性気胸
リスク因子
①呼吸器管理、②外傷、③心肺蘇生、④喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪、⑤非侵襲的呼吸器管理、⑥チェストチューブの閉塞・クランプ・誤留置、⑦中心静脈穿刺後
速やかな胸腔ドレナージ
胸腔ドレナージ
絶対的禁忌 なし
相対的禁忌 出血傾向
気胸には20~24Fr
ベッドの頭側を30~60°挙上、手は頭の後ろ
第4肋間の中腋窩線上または前腋下線上に挿入